面分業薬局の薬剤師と門前薬局の関係
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門前薬局とは
個人経営の面分業薬局で働く薬剤師側から言いますと、面分業ではない薬局を総称して「門前薬局」と呼んでいます。きちんと分類するなら、まず総合病院の門前薬局。主に大手が開設している薬局です。
全国チェーンの店舗と地域で展開している中小調剤チェーン店舗、合わせてだいたい4~5店舗くらい並んでいます。それから、診療所やクリニックの近くで開設している調剤薬局。マンツーマン薬局またはペア薬局とも言います。チェーン展開している店舗のほかに、医師と信頼関係を築いた元MRや元MSが個人経営している薬局も多くみられます。
さらに最近増えているのが、医療モール型薬局です。複数の医療機関がある医療ビルまたは医療モールの中にある調剤薬局です。面対応することで、処方せん集中率も下がりますし、複数の医療機関のほぼ門前と言える立地に作ることで確実に処方せんを集めることができますので、いいとこ取り薬局と言えます。
門前薬局は面分業薬局をこう思ってる!?
薬剤師それぞれの性格もありますし、薬剤師同士の人間関係にもよります。総合病院前に並ぶ店舗同士は、良きライバルという意識を持ちつつ共存しているようなところがありますが、面薬局に対しては、ライバルどころか眼中にない感じ、または少々マウンティング的な気持ちを自然に持ってしまうように感じます。
門前薬局は常に混んでいるので、こぼれていった処方せんを面薬局が拾っているという感覚。
「そちらの薬局で少しでも処方せんを拾ってくれたら助かるわ~」
「お宅は全国区だもんね~」
と言われたことがありますが、そんなことを言える時代は過ぎ、集中率を下げるのに躍起になる門前薬局が増えています。
分割のやり取りは意外に気を遣う!
在庫していない薬の処方せんが来たときの薬局間の分割販売に関しては、門前薬局の中には、分けてあげてるという対応の薬局もまれに見られます。逆に面薬局側が、薬の分割販売を依頼される時は、在庫センター的に思われることがあります。
面で受けている分どうしても在庫品目は増えます。デッドストックも増えます。こちらも普段から分割でお世話になっているからという思いで、ぎりぎりの在庫しかなくても可能な限り断らないで対応します。
また小分け対応することでデッドストックが思いがけずはけるメリットもあります。以前ある薬局から、薬価改定前に100錠の分割を2回3回とお願いされたことがあり、丁寧にお断りしました。あからさまに在庫センターの扱いです。分割のやり取りは、お互いに常識と配慮を持って行い、良い関係を築きましょう。
面分業薬局の薬剤師は孤立しがち?
私はチェーン薬局で働いていた頃、「疑義照会するほどの内容ではないけれど、院内ルールなど教えてほしい時」に、他店に聞くことがありました。薬局同士という仲間意識を、直接絡みがなくても自分だけは勝手に持っていたのです。
面分業の個人薬局で働いてからも、そんな風に時々、門前薬局に質問の電話をかけて聞いていましたが、ある薬局で思いがけず、大変迷惑がられました。当然と言えば当然です。知り合いでもない相手からそんな図々しい質問をされるのですから。
たとえ、ひとり薬剤師であっても、安易に他店に甘えてはいけません。特に些細な疑問は自分で勉強することが大切です。
そして、研修会などの機会に他店の薬剤師の顔見知りを増やしていければ心強いでしょう。
面分業薬局の薬剤師と門前薬局の関係 > まとめ
どんな形態の薬局で働いていても、薬剤師同士は対等でありますし、人として尊重し合う気持ちをもっていないと言葉や態度に現れるものです。
人はいつ状況が変わるかわかりませんので、年齢にかかわらずそのような心持ちで仕事に取組みたいものです。
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